久方の光のどけき春の日に

今日も所用あって外出。

千葉県柏市の、南柏駅付近である。
ここを訪れるのは、自分の呆けがないと仮定して、実に８年ぶりである。
その８年前の日は、南柏にかつて存在した、エンゼルというホールに行ったのだった。

エンゼルそのものの話は既に書いているので、ここでは書かない。

その日の帰り、南柏駅前のジュラクに立ち寄った。

そして・・・深く考えることもなく、花満開極の前に、自分はいた。

打ったのはたかだか５ｋ程度。
もちろんというか何というか、当りは引けていない。

しかしその時初めて、今ならこう呼ぶのだろう、桜花の舞を目にしたのだ。

その頃はまだ花満開極も設置されてそれほど間がない頃。
自分が本格的に打つようになるまで、それから１年以上を要した。
そこまでの時間を要したのは、当時くらいから、みなし機の撤去の噂が出ており、慌ててそれを打って回っていた・・・というのが理由。

そんな、初めてのホール。
もっとも、それ以前からジュラク南柏ではよくフィーバーパワフル３を打つなどしていたのだが。

久しぶりのジュラクへ、用事を終えた夕方に。

おそらく、花満開極が置かれていたと記憶しているシマは甘デジ海の１パチ、パワフルのシマは２パチのシマに。

１円、２円の専門店となっていたジュラクには、強いて、本当に強いていうなら輝ドリームが置かれている以外は、花満開の名残もなにも、そこにはなかった。

けれど、今日の用事のために疲弊していた自分は、自分自身に対して、かすかな余韻を与えることは、許したようだった。