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松戸スパジオ(千葉県松戸駅前)~その6~

過去に何度も触れている話だが、自分と平和のデジパチとの相性は非常に悪い。

最近は、ルパンを除いてはいわゆる「萌え系」に傾倒している平和であるが、そうなってからさらに酷い相性だ。
まあ、平和の大ヒット機種である昔の麻雀物語も、萌え系といえば萌え系なのだが。

そんなわけで、自分にとって平和とは、羽モノのメーカーである。
ビッグシューターは言うに及ばず、隼、ブンブン丸、どすこい大相撲、ディスコクイーン、綱引きドン、スーパー玉ちゃんと、枚挙に暇がない。

ゼロタイガーに関しては、自分には語る資格がない。
他の機種について、胸張って語る資格があるのか、といえば疑問だが・・・。

さておき、平和はさまざまな趣向を凝らした羽モノを作っていた。
打ち手に遊ばせてやろう、という姿勢が、そこにはあった。

そして、くじら君だが・・・この機種は20世紀の最後に出された羽モノである。
いわゆるラウンド振り分け型の羽モノで、V入賞後、3、5、8、15Rのいずれかに抽選される。
そして、最後のラウンドにV入賞すれば次に継続するか、つまり自力継続が可能か、というとそうではなく、抽選されたラウンドぽっきりで終了だった。

そのように、自力継続が不可能な羽モノは他にもたくさんある。
もちろん、自力継続可能な羽モノの方が人気があるのは当然だ。
だが、くじら君が、(いきなりこのように断言してしまうのはどうかと思うが)不人気機種だったのは、ラウンドぽっきりであったということよりも、そのパンクしやすさにあったと思う。

大当たり中は、通常時は回転している役モノ中央の回転体が止まり、V入賞をサポートするくじら役モノへ玉を貯留させなければならないのだが、羽が12回オープンするまでにそこへ貯留させないと回転体が横を向いてしまい、パンクがほぼ確実となる。
前にも書いたが、くじら君はビッグシューターの回転体の向きを変えただけの、ゲーム性としてはそれとそっくりな機種だった。

賞球はオール10、2鳴きチャッカーは電チュー式になっており、盤面下部のスルーチャッカーに玉が通過し、下部デジタルが奇数のゾロ目であるとその電チューが開放される。
つまり、ホールが絞る気になれば、いくらでも絞れる機種ではあった。

このように挙げてみると辛い点ばかり目に付くが、それでも自分との相性は極めて良かった。
思えば、ドッカンレックスといい、評判の悪い機種とばかり相性がいい。


スパジオには、くじら君はそれまで百姓一揆を置いてあったシマに、それを追い出す形で導入された。
当然のように百姓一揆も好きだった自分だから、最初はくじら君に対して懐疑的だった。

それでも、打ち始めて良さが分かってくる。
5&10という賞球が当然の時代に、オール10というのは良い。
さらに、良い調整の台につき、パンクを回避する打法をきちんととれば、15Rを引いた場合の出玉数がバカにできない。

それからは、スパジオでは、というか、パチンコのほとんどが、くじら君の日々だった。

当時のスパジオでは4000個定量ということで、引きに任せてあっという間に打ち止め終了となることもあれば、オール10の賞球に任せてマッタリ遊戯、ということも可能だった。
端から順に打ち続けて、3台打ち止めにしたこともある。

くじら君がもたらしたものは、勝利だけではなかった。
パチンコ店で、初めて友人ができたのも、くじら君からだった。
過去に述べた、70前後とおぼしき女性である。



本当に、あの頃は本当に楽しかった。



ある日、ある朝、いつものようにスパジオに行き、朝イチで入店した。
他の客はデジパチコーナーへ急いでいたが、自分は羽モノ、くじら君コーナーへまっしぐらだった。
羽モノコーナーは羽モノコーナーで、それなりに台とり争いがあったからである。

そして望む台に着席。
一番左端の台だった。

果たして、最初の500円ですぐに当たる。
これは調子がいいな、と思っている間に、1600個入る箱が満タンになった。

ここで、色々と考える。
これをここで終了すべきか、それとも継続遊戯すべきか・・・。

結局、調子が良いということで、そのまま続行した。
この上皿がなくなるまでに当たれば続けよう、2箱目の玉がなくなる前に当たったら続けよう、としているうちに、4000個に至った。

これで終わりか、と思ったが、店員がやってこない。
その時やっと気づいたのだ。
全機種全台無制限の日であることに・・・。

結局その日は、大当たり回数64回、うちV(15R)は6回しかなかったが、満タン9箱を積み上げることができた。
充実した、パチンコだった。

件の友人に、「出しすぎよー」と、からかわれながら・・・。

スパジオでのくじら君といえば、レアな出来事に遭遇したこともある。
通常、羽に拾われた玉は、上段ステージに落ち、左右の外れへ流れるか、中央の回転体のいずれかに向かう。

ところがその時は、上段ステージにある、ほんのささいな、玉を誘導する段差に玉が乗っかってしまい、そのまま止まってしまったのだ。

慌てて店員を呼ぶ。
これが店員が来る前に落ちでもしたら、完全に無効になってしまうからだ。
とはいえ、この状態からVに手入れしてくれるかなど、分からなかったのだが。

果たして、店員がやってきた。
玉は落ちていない。
やってきたのは、特に作意はなかっただろうが、それは偶然にも、松戸スパジオの店長だった。

「こんなの、初めてみましたよー」と笑う店長。

それはそうだろう。
自らは打たないホールの人間よりも、はるかに長い時間をくじら君に費やしてきた自分でも、初めて見たのだから。

結局、V入賞は認めてくれた。
そのまま仮に上段ステージ中央へ向かって落ちても、回転体がそっぽを向いていた可能性もあったのだけれど。

この頃が唯一、自分とホールとが良好な関係であった、そんな時期だった。


その後ほどなくして、松戸全体に高交換率化の風が吹き始める。

そしてその時、スパジオはリニューアルを行った。

(続く)
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Author:花百景
とある中年による趣味のブログです。
ネタは主にパチンコの昔と今、プログレなど。

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